埼玉つながり -saitama connect-

好きな埼玉で生きていきたいっていうブログ。

検索エンジンからの流入が落ちた時にチェックすべきもの

日々アナリティクスをチェックしていて、「ここ数日間の検索エンジンからの流入(セッション)が激減!」を発見したことはありませんか。
サイトを運営している方や、SEO担当者の人にとって、検索エンジンからの流入(セッション)が激減することは事件とも言える重大事項ですね。
あせって気持ちがざわつくこともあるかもしれませんが、慌てることはありません。

焦ったり、慌てたりしても、すぐに状況が変わることはないので、まずは落ち着いて原因の解明をしていきましょう。

自身の経験をふまえ、検索エンジンからの流入が激減した時にチェックするべきポイントをまとめておきたいと思います。
もしもの時の参考になれば幸いです。

1.検索KWの順位

検索エンジンからの流入が減る大きな原因の1つとして、順位の下降が考えられます。狙っているKWや、流入の多いKWはこんな時のために普段から順位チェックを行っておきましょう。もし、順位が下がっていることが確認できれば、原因を解明し対策を打つことができます。
また、同じKWで競合の順位チェックも日頃から行っておくことをおすすめします。自サイトの順位が落ちていた時に、競合サイトの状況を知ることで、自サイトだけが落ちているのか、競合サイトも落ちているのかで、その後の対応も変わってきます。

2.Search Consoleをチェック

まず、最初に見るべきはSearch Consoleです。
Search Consoleは、サイトの現在の状態がわかる情報がたくさんあります。検索エンジンからの流入が減った時には、Search Consoleを開いてサイトに何か異常が起きていないかチェックしましょう。特に見ておきたいのが次の項目です。

メッセージ

Search Consoleにメッセージが届いていないか確認してください。メッセージには、サイトの異常を知らせるアラートが届くことがあります。また、ブラックSEO判定をされた場合などに、Googleからの警告が届いたりしますので、そういったものが届いていないかチェックしてみましょう。もし、そういったものが届いていたら、すぐに対応することをおすすめします。

検索トラフィック → 手動による対策

ここを見るのも、GoogleからブラックSEO判定をされていないかの確認です。ここに何かが届くということは、Googleの担当者が目で見てスパム判定などを行っていることを意味しますので、先ほどのメッセージの警告よりも更に重大なことになっていると思ってください。普通にサイト運営をしていれば、ここに表示がでることはほぼありませんが、スパム行為に心当たりがなくても念の為確認しておくと良いでしょう。

クロール → クロールエラー

ここでは、サイトのサーバーエラーなどの情報が確認できます。通常は各項目が0であることが望ましく、1つでもエラー項目などがあれば修正するというつもりでいる方が良いです。SEOコンサルの会社によっては、気にしなくていいと言われることがあるかもしれませんが、そんなことを言ってくるSEOコンサルは質が悪いですね。緊急性や優先度が高くない場合もありますが、Googleが何の意味もなくアラートを上げることはありませんので、エラーを放置し続けることは望ましくないと考えます。

3.Googleのアルゴリズム変更をチェック

次に、Google側で何か変化が起きていないかチェックをします。Googleは常に、ユーザーにとって有益な情報を提供しようと考えています。そのために、ランキングのアルゴリズムを更新しています。アルゴリズムの更新があると、今までのランキング条件や評価基準が変わることがありますので、その影響で検索順位が下ることがあります。(もちろん上がることもありますが)
常に最新のSEOアルゴリズムを知っておくことも、SEO強化のために必要なことです。

4.自サイトの改修や実装

最近、自サイト内で改修をしたり、新機能を実装したりしていないかを確認してください。もし行っている場合、それがどのようなことだったのか、また、その改修によって何か影響がでていないかを調べる必要があります。
私の経験を1つ話すと、管理画面の改修をした際に、誤って各ページのH1が表示されなくなるというバグが発生しました。実装から1週間が経過したころに全体的にKWの順位が落ちてきていて、「何かがおかしい」と感じました。結果的に、その問題を発見し対応したところ、約1週間くらいでもとの順位にもどりましたが、もし発見できていなかったら、今ごろもっと大変なことになっていたでしょう。

5.季節要因

季節要因も検索エンジンからの流入を下げる原因の1つです。Googleトレンドやキーワードプランナーで、季節ごとの検索ボリュームに照らし合わせることで、季節要因かどうかの判断目安になります。

まとめ

検索エンジンからの流入が激減したら、まずは要因が自サイトにあるのか、それ以外のところにあるのかをチェックしましょう。
その上で、対応策を考え実行するほうが、結果的に流入の回復が早い傾向にあります。流入が激減したら、まずは慌てずに現状把握。ただただ頭を抱えていても何も良いことはありません。きちんと状況を把握した上で、有効そうなSEO施策を立案し、実行にうつしていきましょう。